獺祭がテレビに登場することになりました。地酒と旅をテーマにした30分番組なんで、酒蔵の中もたっぷり紹介していただけると思います。それとこの番組の中で地元の宿で地元の料理と獺祭を合わせて楽しむシーンがあって、どこかホテルの紹介を頼まれたんですが、ちょっと困ってしまいました。

というのは案外無いんですよね。地元で獺祭を置いてる宿となると。

で、ちょっと離れているけど長門湯本温泉の大谷山荘に頼むことにしました。ただ、ここはテレビや雑誌で全国旅館人気ランキングなんて特集すると必ず10位辺りに入ってくるところですから、「うちがメインじゃない取材はお断り」なんて断られたらどうしようかなんて思いながら、大谷社長に恐る恐る頼むと「どうぞどうぞ」と一発OK。

ということで、番組後半(?)は大谷山荘に場所を変えて大堀料理長ご自慢のふぐ会席(!!)を頂きながら獺祭を飲むというゴージャスなシーンが実現したわけです。だけどこれが出演しているほうは料理と酒のコメントを述べるというお仕事があるからせっかくの料理を純粋に楽しめ無いんです。おかしかったのは同席した女房(当日が土曜の夜だったんで、麹担当の小野田君は夜の仕事があるし、仕込み担当の西田君には友人と会うからと断られちゃったんです。お前、デートだろきっと。隠してもわかる)が料理を食べて感想を述べるシーンがあったんですが、「うーん、この料理はまったりとして・・・・」なんて、コメント内容がどっかの料理番組の見すぎのような話で笑っちゃいました。もっとも思い返してみると私も似たり寄ったりで、てんでオッカシインですが。

それとレポーターのコがテレビまわってない時はホント普通のコ。うちの瓶詰場の女性の方がもしかすると美人かも。(大前研一さんによると伸びる会社は経営者が現場主義だそうですが、うちは自然に現場主義になるんですよ。男の自然の性で。現場に顔を出すと楽しいもんですから。つい。それと酒の成分分析の女性も美人なんですよ。普通の蔵はこれが杜氏の仕事なんですが。これぞ旭酒造のもっとも重要な改善点、とうちの蔵を見にきた同業者の酒蔵には話しています。でしょ!!おっさんの顔より美人のほうが良いよ。)

で、話を元に戻しますと、タレントとかそういった職業の人はカメラの有る無しや舞台の上と下で輝きが違うような気がします。

一緒にしたら怒られるかもしれませんが、コンサートの花束の代わりに日本酒の一升瓶をプレゼントする観客が必ずいることでもわかるように、酒好きで知られる加藤登紀子さん。その加藤さんとコンサートの前にお会いする機会がありました。きれいだったかって?私より5歳は年上と思いますから、それなりにね・・・・・。

ところがその加藤さんがコンサートで真紅のドレスで階段を下りてくるとき、メチャクチャきれい。同一人物と思えない。(加藤さんごめんなさい。有名税と勘弁して)

勿論レポーター役のコもカメラがまわると一段と(?)きれいになりました。

ちょっと先ですが、4月頃の放送だそうですからお楽しみに。とはいっても衛星放送局のスカイパーフェクトTVなんで、見れる方はそんなに多くないかもしれませんが。ただ、地方ケーブルテレビ局には番組を流すといっていたので結構見ていただけるかもしれませんね。


▼イベント案内(獺祭VS津軽三味線)

「楽の祭典」
開催日 11月16日(金)
時間  一回目18:00〜20:00二回目20:20〜22:20
入場料 5000円
    (酔い放題?だそうです。当日は旭酒造からたっぷり獺祭を持ち込みますのでご心配なく)
演奏者 坂本明央
会場  お宝処なかむら 東京都港区新橋駅前ニュー新橋ビル地下一階
    TEL03−3508−1144

山口の酒獺祭と津軽三味線という本州の端と端のジョイント。楽しい会となると思います。私も当日は参りますので。会場で見かけたら声を掛けてやってください。宜しくお願いします。