先日の2月18日に東京都永田町の都市センターホテルで開催しました「新酒の会」。おいでいただいた方も、残念ながら日程が合わず来れなかった方もひっくるめて、ありがとうございました。(ちょっと文章、変ですねぇ。感激のあまり「蔵元ご乱心」とお許しください)
最初は、当日昼間、酒販店対象に本年度の新酒の傾向と旭酒造が品質上目指す方向を披露する勉強会を開くんで、「そのままそのお酒を使って一般のお客様に」位の軽い気持ちで30名ほどの会を企画しました。ところが、ふたを開けてみると50名を軽く突破しちゃいそうな勢いに、急遽会場を上の宴会場に移して100名規模の会に変更した経緯の会でした。
会場を引き受けていただいた都市センターホテルも、山口の小さな蔵元がなけなしの予算で開く会ということでずいぶん気を使ってくれたようです。
お料理も良かった。通常洋食のオードブルがお酒と無関係に並べてあるって感じになりがちですが、ずいぶん気を使って「獺祭」に合う料理を限られた予算の中で出していただきました。
お昼の勉強会だって、たまたま来られていた服部料理学園の服部先生をホテルのレストラン部門の方が「山口の小さな蔵元がこんなことをやってますよ」と紹介方々ご案内いただいたり、ホテルあげて気を使っていただいているのが見える会でした。
その上、参加した皆様の熱い心が会を盛り上げてくれました。お客さんで会費を払ってきたのに「シェイプアップになるから」という寺田君の甘言に乗せられて酒運びを手伝った方。受付を手伝って頂いた方。中にはスタッフと一緒に酒コーナーでお客様への酒のサーブを手伝っていただいた方(醗酵学会のえらい人なんですがね)もいました。
乾杯のご挨拶を頂いた漫画家の高瀬先生のご挨拶も良かった。オレンジページの山本洋子編集長の中締めの挨拶も良かった。あまり良すぎてみんな感動してそれからまた一時間会場で盛り上がって、時間オーバーを心配したホテル関係者からストップをかけられることとなりました。
最後に「正しい酔っ払いの心?」で楽しくお酒を飲んでいただいた皆さん。後で参加した何人かの方から送っていただいた写真を見てみると皆さん最後は立派な正統派酔っ払いになってましたよ。いやぁ、面白かったですねぇ。
おかげさまで、大成功で、感謝です。
日頃、酒は酔えば良いというもんじゃないなんて言ってるくせに、皆さんの「酔っ払いの心と友情」に感謝した瞬間でした。