人情話の第一人者鳳楽師匠を呼んで開催する「かわうそ寄席」、周防高森駅近くの弊社精米工場で7/13(日)開催します。第4回を迎えて、ますます佳境に入った人情話に、笑って・泣いて、大いに楽しんでください。

また、例年通り当日は時間に余裕のあるお客様には少し早めに御出でいただいて、そば名人原田氏の打ちたての蕎麦を楽しんでいただき、その後、鳳楽師匠の落語に聞き入ってもらおうという趣向です。

もちろん、落語の後はお楽しみ。鳳楽師匠を囲んで懇親会。酒蔵が開催するんですから、今年竣工した新蔵の一番仕込みや七夕限定酒・磨き三割九分の発泡にごり酒など等、なかなか飲めないお酒も準備させていただきます。もちろん定番のお酒たちも軽いおつまみとともに準備させていただきます。そのために酒蔵でなく駅に近い精米工場で開くんですから。なるべくJRなど公共交通機関でおいでいただいて、お酒もたっぷり楽しんで帰ってください。

日時  平成20年7月13日(日)13:00~19:00

    13:00~ 受付開始

    13:30~15:30 蕎麦屋営業(80名限定先着順)

    15:30~17:00 かわうそ寄席

    17:30~19:00 鳳楽師匠を囲んで懇親会

会場  旭酒造株式会社 高森精米工場特設会場

    山口県岩国市周東町下久原1704

お代  寄席      3000円(蕎麦付)80名限定

    懇親会     2000円

※運転者にはお酒を販売だけにさせていただきますのでご了承ください。

【「獺祭」に「貴」のマル秘技術が】

なんか蔵のほうが騒がしい。覗いてみるとタンクに蒸した米を送り込むエアシューターがトラぶってるみたい。おそらく今日の湿度の関係で米が途中で詰まってしまっている。にっちもさっちも行かないようで、外したホースの両方から掻き出す作業をやっているんだけど、こんなこともあまりないので手つきがなんとなくおぼつかない。

そこへ訪ねてきたのが、今売り出し中の「貴」の醸造元、永山本家酒造のスター杜氏・ゴリさんこと永山君。連休で岩国の米軍基地の開放デーに行った帰りに新蔵見物方々ちょっと寄ってみたんだそうです。「こりゃ、詰まったところを木槌で叩いて、塊を少しづつ壊して、外へ掻き出したほうがいいですよ」というが早いか、自分もホースを持って詰まった米の塊を壊す作業を手伝い始めました。

おかげで無事にホースの詰まりも解消され、何とか後の仕込み作業も無事終了。永山君、マル秘技術!!ありがとう。

実は、「貴」の杜氏という顔と友に山口県清酒青年協議会会長として県内酒蔵の振興に取り組んでいる彼に、罰当たりにも・・・・・・「全体の浮揚策もいいけど、まず君のとこの酒蔵が伸びることが大事。一社が伸びれば意識のあるとこはついてくるんだから。人のとこまで考えなくていいから自分のことだけ考えたら」なんて・・・・・彼の立場も考えずに能天気なそそのかしばかり言ってるんですが、それにもめげず・・・・・ありがとう。