今回は「超」のつく高級店ですよ。ヒルズ族で知られる六本木ヒルズ・タワー51階の会員制レストラン。このレストランで隔月に地酒とそれに合わせた郷土の味覚の会を開いていて、「獺祭も出ないか」と誘われて出た当日の模様を大平由美さんがリポートしてくれました。

噂では、さる「やんごとなきお方」もお忍びで時々見えるとか。(これ以上書くとまた週刊誌がうるさい?)当日もVIPの関係者が何人かいらっしゃっていました。ちなみに、前回の蔵元は山形の「十四代」の高木さん、前々回は福井の「黒龍」の水野さんだったそうです。

もちろん料理も素晴しいものでした。たとえば「ふく刺し」。普通、フグ料理専門ではない店がフグを出すときは上品にちょっとだけ出てくることが多いんですが、それだと正直何がなんだか分からない。あえて私達が山口の田舎でフグを食べるようにドンとボリュームを感じさせる量。

見かけの洗練を捨ててのお客様のための選択だったと思います。

これなんて、たとえば「ビジネスでヒルズクラブを使われるお客様には料理が主役に出てビジネスの邪魔にならないように抑え気味に吟味した料理をお出しする」という、まずお客様ありきで料理の組み立てが始まる三浦料理長の真骨頂ですね。感服しました。

それではこちらからどうぞ。