日本最大のパーソナルギフトと生活雑貨の国際見本市と銘打って東京お台場のビッグサイトで9/7(火)~10(土)の4日間、開かれる、トーキョー・インターナショナル・ ギフトショーに旭酒造が出展します。
第70回 トーキョー・インターナショナル・ギフトショー
会期 9月7日(火)~9月10日(土)
時間 10:00~18:00(最終日は16:00まで)
会場 東京ビッグサイト東第5会場東5ホール
「香りの商品フェア」ブース
それもお酒とかと関連の薄い「香りの商品フェア」のブースに。見回してみると他の出展社はコスメとかファッショングッズとかファンシー商品ばかり。
「殿!!御乱心か!?」と、思われるかもしれませんが、少し待ってください。これには深いわけが有るんです。
純米大吟醸しか造らない酒蔵として、米ぬかと酒粕の処理に頭を悩ましてきました。旭酒造は人一倍米の磨きに特化した蔵です。平均の精米歩合41~3%(注)という事は、玄米の約6割が糠になってしまうんです。また、その仕上がった白米の半分弱は酒粕になってしまいます。(全国平均では玄米の約3割が糠に、白米の二割強が酒粕になります)
獺祭らしい仕上がりを追求する限り、米ぬかと酒粕の出るのは避けられません。米ぬかは最近、幸いにして、引く手あまたなんですが、酒粕はあまっています。
酒粕は非常に機能性に優れたもので、何よりあれだけ手を掛けたモノの片割れが極端な時は産業廃棄物になるのは、何んともつらい、というより地球規模で言うなら資源の無駄という事で、数年前から酒粕で石けんを造っ てきました。
これそのものは無添加の石けんに酒粕だけを加えたもので、「杜氏の手は きれい」という化粧品のSK-IIのコマーシャルを引っ張りだすまでもなく、 非常に美容効果の高いものです。
しかし、夢を売る美容商品としては価格が常識外れに安すぎるとか、いろいろ問題があって売れ行きは足踏みをしていません。今回、その一つに、石けんというより酒のようなパッケージも問題があると、パッケージのデザイン変更をしました。
そのご披露も兼ねて、畑違いのギフトショーに酒粕石けんと酒粕など服地製品を中心に出展します。もちろん、獺祭も、主役ではありませんが出品します。お楽しみに。
ご興味のある方はお名前とご住所を明記の上、弊社にお問い合わせください。 入場券を送らせていただきます。