もしも、この蔵元日記を読まれている同業者の酒蔵の方がいらっしゃったら、前号で私どもが発表しました「1%寄付」一緒にやりませんか?
と、いっても、こんな話、共同してやると、事務局が要ったり、煩雑な事務負担が増えたり、「寄付金がいつの間にか事務経費に消えてしまった」という事になりかねません。ここは機動性を重視して、その気になった方から、個別にやっていったらいいと思います。何も私どもに知らせてもらう義務も義理もありません。
日本の酒は日本の文化と社会の成り立ちから、必然的とでもいうべき今の姿に育ってきたと思っています。その意味では他の産業よりももっと日本という国・民族・社会に支えられてきた要素が大きいと言えます。だからこそ、こんな時こそ、少しでも「何かをしなければ」と思います。
意見を同じくする蔵元があればぜひ一緒にやりましょう。
がんばれ日本。がんばれ東北。