■チャリティディナー・イン・パリ■

先日、日本でもよく知られているパリ11区の“ビストロ・ポール・ベール″で「Don`t give up ,JAPAN!ー被災地の子供たちを救おう」と題して、今回の地震の被災地のためのチャリティーディナーが開かれました。フランスの著名人が多く参加して、全てのディナー代金はチャリティーとして寄付されました。(総額では450万円の義援金が集まったそうです)

まず、日本人の一人としてフランスの関係者の皆様に感謝したいと思います。また、旭酒造からも、獺祭磨き二割三分720mlを12本/一ケース、協賛いたしました。

以下はこのチャリティーの日本人側の有志メンバーとして開催に尽力された伊藤文さん(料理ジャーナリスト・翻訳家)の感想です。

「昨日は無事にディナーを終えることができました。200名を越える方々に足を運んでいただき、大盛況でした。(中略)チーズの際にお出ししていただいたのですが、お酒がでましたとたんに、皆さんの表情にさっと明るく光が射すのに、驚きました。まるでマジックのように。今後も日本酒の世界はフランスでも明るいと感じた次第です。*桝田酒造さんから満寿泉1本をご提供いただいて、13本で臨みましたが、完飲となりました。」

だ、そうです。チャリティーが目的ですから、商売を前に出しちゃいけないんですが、この反応はちょっと嬉しい。みなさん、フランス人200名の表情に光を指す事のできる「日本酒」をよろしくお願いします。

◆自粛反対◆

皆様の中にもご覧になった方もいると思いますが、地震の被災地となった岩手の「南部美人」の蔵元・久慈君がユーチューブの動画で「自粛して頂くよりもお花見をして頂く方がありがたい」という趣旨のコメントを流して話題となっています。

自粛して経済が回らなければ東北は支えられないんですから当たり前の事なんですが、、、私どもにはなかなか言いづらい一言。さすが久慈浩介。若手の星。