あけましておめでとうございます。旧年中は大変お世話になりました。
特に年末には皆様のせっかくの御注文に十分にお応えする事が出来ず申し訳ありませんでした。「ほこ×たて」の放映の関係もあり、大幅な注文増となり、前年同月150%までは準備していたんですが、160%以上の注文が舞い込み、さすがに最後の数日は出荷がパンクしてしまいました。
みなさまにも御迷惑をかける事もあったのではと心配しております。私自身、年末に大阪で手土産に持っていこうと獺祭を探すのに百貨店は全部品切れ、時間の関係で酒販店さんに行くのはあきらめて手ぶらで行かざるを得ませんでした。
また、最後の何日かは私自身の携帯にも、手に入らない方から、直接の電話が入ってきました。ただ、この品薄は社長といえどもいかんともしがたく、ほとんどご要望にお応えすることができませんでした。
そんなことで、誠に、みなさま申し訳ございません。酒販店の皆様にも同様に御迷惑をかけました。申し訳ございません。
このような事の無いよう、「旭酒造は品質を落として量を追うのか」という誤解も恐れず、設備投資とスタッフの増強を繰り返してきました。実際に一昨年には新蔵の完成、昨年は新冷蔵貯蔵庫の完成、今年夏には精米工場の2.5倍への拡充と矢継ぎ早に施設を増強してきました。製造人員もこの数年で倍増しました。
今年の6月にはさらに新蔵を一棟、完成引き渡しを受ける予定です。これにより年間製造能力1万3千石(1升瓶で130万本)体制が出来上がります。また、精米機も3基増強し能力を1.5倍に引き上げます。
このような御迷惑を二度とかける事の無いよう努力いたします。今年もよろしくお願いします。