おかげさまで、富士山世界遺産登録記念ラベル付きの獺祭磨き二割三分が8月に総数量1千本を完売致しました。

2013/06/10配信 蔵元日記

先日、6000円/本×1000本分の600万円の小切手を持って日本ユネスコの本部にお伺いし、事務局長さんにお渡ししてご報告させていただきました。

この皆様から集まった600万円という浄財は東北の震災孤児たちの高校進学支援に使っていただきます。

旭酒造ではあの震災後一年にわたって、全売り上げの1%を震災の義捐金として寄付させていただきました。しかし、年月と共に私たちはつい、被害地の苦労を忘れがちですが、実際には影響は長く続き、本当の意味での震災からの復興は長くかかります。特に親を亡くした子供たちの事を考えますと、何とか私たちでできる事を継続して援助しなくてはと考えます。

そんな事で、震災支援は息長くという考えで始まったこの支援はおかげさまで400名以上の方の支援に支えられて実現しました。社内で奉加帳を回して頂いたのか、企業単位で何度も発注いただいた会社も何社もあります。お客様の注文を集めて飲食店様単位で申し込んで頂いたお買い上げもありました。

中には、Nさんのように個人で20本以上お買い上げいただいた方もいます。また、最後の一月は、なるべくたくさんの方に支援していただきたく、複数のご注文に対し数を減らさせて頂いた方も何人かいらっしゃいました。

まず、その皆様方に感謝したいと思います。ご連絡先のわかる方には弊社からお礼とご報告の手紙を差し上げるつもりですが、無記名でご支援いただいた方もたくさんいらっしゃいます。この場を借りて皆様の真心に感謝いたしたいと思います。

そして、写真を無償で提供頂いた写真家のテラウチマサトさんにも。

皆様ありがとうございます。