目ざとい人はアマゾンなんかの予告でもう気が付いているかもしれませんが、5/18に「逆境経営」に続いて二冊目の本を出します。題名は「獺祭の口ぐせ」です。

地元の負け組に転落し、10年後には廃業するのが既定路線のような酒蔵を継ぎ、じりじりする焦燥感の中で、社内で浮き、地域で浮き、 地元の酒屋さんはじめ人々には「売れん酒」とバカにされながら、33年間やってきたこと・言い続けてきたことをまとめた本です。

もちろん、カッコいい成功譚であるわけはなく、若手杜氏育成のために夏場の人件費対策として開いた地ビールレストランは大失敗で、反対に杜氏に逃げられ、良い米を求めれば、米が足りない・分けてもらえない、そんな中でたどり着いた解決策や生き残り策は業界の常識とずれていて、やりすぎて業界に嫌われる、そんなカッコ悪い失敗譚ばかりの本です。

株式会社KADOKAWAから発売されます。書店などで見つけたら、 手に取ってみていただければ嬉しいですね。いつもありがとうござ います。