今年の四月初めの一週間に私の体験した温度変化は結構大変でした。まず、25度の夏日の日本を出国して最高温度9度のパリへ。二泊して日本に帰ったら案に相違して岩国も結構寒くて10度ちょっと。例年にない速さで開花した桜はすでに散っているにもかかわらず何たる寒さ。
翌日はちょっと汗ばむ東京羽田を経由して、まだ雪があるというニューヨークへ。ジョン・エフ・ケネディ空港に降りたらそのまま車で酒蔵予定地であるハイドパークまで約100キロ北上。ニューヨークから100キロ北にあるから当たり前ですが、さらに一段と寒そう。とにかく風が冷たいんです。最終日にスマホで気候を見たら天気は晴れ、しかし気温はマイナス4℃!!
でもニューヨークは良かったんです。これだけ寒いと情報も入ってきますから厚手のコートも準備していました。対策ばっちり。
問題はパリです。そんなに寒いとは思っていませんでしたからコートも持たずにパリに降り立ったら、皆の服装が黒い!! パリっ子は寒くなると、てきめん、皆、黒づくめか黒っぽい服装になるんです。
こりゃ寒い!! 見るとホテルの近くにZARAがあったので、店に駆け込んでコート一着お買い上げ。99ユーロ也。しかもそのコートがトレンチコートみたいでカッコいい。そのうえ、ただ今の1ユーロ・レイトが132.61円ですから、日本円で13,312円也。ZARAはスペインの会社ですから、同じものを日本のZARAで買おうとすると15,000円ぐらいしそう。これはまた自慢のタネができた!! 「これ、なんと、99ユーロだぜ。安いだろう」 屈折してますかね?
翌日はさらに寒くて6度ぐらい。ますます自慢の鼻が高くなります。しかし、、、4月に10℃に届かない日ばかり続くなんてありえません。パリからの帰国日、三日目のパリ、なんと20度に達しました。暑いのなんの。
コートはちゃんと?!忘れて、帰りの車に乗ってしまいました。アホですねぇ!!!