文責:営業部 高木
ふとした御縁から始まった専門学校を74校運営する滋慶学園グループとの企業プロジェクト。今回は大阪キャリナリー製菓調理専門学校と、福岡ウェディング&ホテル・IR専門学校の2校と取り組みました。
①大阪キャリナリー製菓調理専門学校編
大阪キャリナリー製菓調理専門学校の企業プロジェクトとして若き12名のパティシエとカフェ業界を目指す学生に「獺祭スパークリングに合う、特別な時を過ごすためのおウチスイーツの提案」を考えてもらいました。
年齢は20代前後ですからまずは社長の桜井に獺祭の説明をさせていただきました。
今回の学生に「日本酒を飲んだことがありますか?」と聞くと、100%の学生が「無い」とのこと。それどころか、ほとんど酒も飲まないとのこと。
実際獺祭を飲んでもらうと、「フルーティ!」、「美味しい!」という声が!嬉しいですよね。
先生方は「初めて飲む日本酒が獺祭なんて・・羨ましい・・」と。これも嬉しい。
プロとして社会に出ていく学生なので、家でつくるという部分が非常に難しかったようです。
最優秀賞はシナモンチーズケーキを提案した沖野みかさん。プレゼンテーションも素晴らしく、香りがより際立つ点、スパークリングを口に流し込むとクリームがスーっとほどける点が決めてとなりました。
アイディア賞はプランタニエを提案した西村香苗さん。プランタニエとスパークリングを一緒に楽しむと、カクテルのようになり、美味しいのは勿論のことアイディアに優れていましたので特別賞を出しました。
大阪キャリナリー製菓調理専門学校さんは、これから目の前にある「食」だけではなく、農業との取り組みも実施されるそうです。生産者と近い旭酒造としても、今後も一緒に取り組んでいく予定です。生産者の方々と実際に触れ合い、実際造られたものが「あぁ美味しい」と感じる。この体験を多くの方に楽しんでいただければと考えています。
②福岡ウェディング&ホテル・IR専門学校編
こちらではエアライン学科とホテル学科の学生13名、エアライン学科2グループ、ホテル学科3グループで取り組みました。異なる学科合同ですが、5グループの中から1グループ最優秀賞を選びました。
課題は、
エアライン学科:免税店でアジア圏以外の方にどうしたら手に取ってもらえるか?
ホテル学科:獺祭を活用した新しいホテルブライダルの提案
免税店では圧倒的に日本も含むアジア圏の方が購入されるので、その他の国の方にどのようにすれば手に取ってもらえるかを考えてもらいました。
こちらも大阪同様に桜井が獺祭の説明をさせていただきました。
同じく「獺祭を飲んだことはありますか?」という質問に、これまた同じく無いとのこと・・営業が足りてませんね(笑)。そして日本酒も無いとのこと。
実際に飲むと「美味しい!」という嬉しい反応。
最優秀賞は「ホテルウェディングに獺祭を取り入れた結婚式」を提案した、岡崎遥香さん、平島愛梨さんでした。内容は獺祭スパークリングで乾杯、獺祭を使用したロングロールケーキで盛り上がるという和洋折衷のシンプルな提案でした。
このテーマでいくと、アルコールが補助のような形になるのですが、敢えて強気に獺祭ウェディングを提案されたことが決めてでした。
お疲れ様という想いも込めて、二割三分を皆さんにプレゼントしたところ、まさかの歓喜!美味しいという意見はいただいていましたが、お酒をあまり飲まない学生達があんなに素直に喜んでくれるとは思いませんでした。
お酒を飲む人口が減っているというのは半分嘘かもしれませんね。本当に美味しいお酒を知らないだけなんですね。
「あぁ美味しい」と思っていただける、本当に美味しいモノを目指し、広げていきたいと改めて決意しました。