文責:広報 千原
地元山口県の子供たちに、夢や希望を持って挑戦してほしいという願いから、株式会社レノファ山口とともに、『レノファ山口「夢の教室」 プロジェクトPresented by獺祭』を行うこととなりました。
山口県内の小学校を対象にレノファ山口の選手・スタッフが「夢」について語り、交流することで、勇気を持つこと、希望を持つことの意味を伝えます。
3年間で県内の19市町を回る計画となっています。
10月20日に、プロジェクトの記者発表と、第一回の「夢の教室」が山陽小野田市立小野田小学校にて開かれました。
小学5年生約60名が参加。
初回の「夢先生」は今年1月に移籍加入した渡部博文選手が務めました。
プロのサッカー選手の登場に、子供たちも大盛り上がり。いつもと異なる環境もあり、元気いっぱいにはしゃいでくれました。
ジョギングしながら、同じ誕生月の人同士で集まるなど、体をほぐしながらコミュニケーションをとり、子供たちの緊張はほぐれていきます。
渡部選手からは、現在夢を持っていて夢を叶えるための方法、そして今夢がない人へのアドバイスが送られました。
夢を叶えるために
1,夢を紙に書いて誰かに話す
勇気がいることだけど、言うことで夢に近づける。
そして同時に大事なことは、「いつまでに」という期限を決めること。
2,逃げない
夢は逃げない。夢が遠ざかっていると感じるときは、いつも自分が逃げている。
夢がない人へのアドバイス
1,人を喜ばせる
私たちが来ている服も、今いる建物も、みんな人が作ったすごいもの。
小さなことでもいいから、周りの人を喜ばせてみよう。そのうちに夢も見つかるかもしれない。
2,好きなことに「できる、できない」を自分で一切決めないこと。
自分を否定せず、誰かと比べるのではなく、やりたいと思うことに取り組む。
好きなことはとことんやればいい。
渡部選手は、子供のころからサッカー選手になるという夢があり、その夢を叶えるために常に努力してきた人でした。
しかし、実際には将来なりたい自分を描くことは結構難しいもの。「夢を持て」と手招きするだけでなく、夢が思い付かない人にも寄り添おうとする姿勢にベテラン渡部選手の優しさを感じました。
獺祭を通して世界中を見て感じることは、子どもが夢や希望を持っている国や地域は経済的にも元気であるということ。
私たちは酒造メーカーですから、直接的に子供たちと交流を持つことは難しいのですが、今回レノファ山口とパートナーを組むことにより本プロジェクトを開催できることに感謝しています。
「夢の教室」を始めたくさんの経験を糧に、子供たちが将来日本中、世界中で活躍してくれることを楽しみにしています。