3月22日、周南市周陽中学校の体育館にて、日本センチュリー交響楽団のフルオーケストラがコンサートを行いました。 いつもの体育館に入ると、勢揃いしたオーケストラのメンバーが、すでに楽器を鳴らしています。迫力のある光景に、生徒たちも興奮したのではないでしょうか。 クラシックの代表的な楽曲の演奏に始まり、楽器の紹介とそれぞれの音色を聴かせてもらいます。 60名近い演奏者が一つの曲をつくり上げるオーケストラですが、楽器ごとの音色を知ると、どの楽器が鳴っているのか、演奏者はどんな表情で弾いているのかなど、一味違う聴き方もできます。
そして、指揮者体験コーナーでは、名曲ハンガリー舞曲第5番の一部を、生徒代表2名が実際に指揮してみることに!
指揮通りの演奏に、「音に合わせて振ってしまい難しかったけど、音を操っているような感覚で楽しかった!」とのこと。
これは羨ましいです・・・・
当日の様子は取材に来ていたテレビ局のホームページでも公開されています。
https://kry.co.jp/news/news102wcx876phbomwk7kn.html
この度始まった「獺祭Presents 音楽の贈り物」は、山口県内の子供たちに、プロフェッショナルの音楽に親しんでもらおうと、日本センチュリー交響楽団の理事長も務める旭酒造会長桜井博志のアイデアによる企画。今回は3校を回り、来年以降も続けていく予定です。
また、この日の夕方には、日本センチュリー交響楽団有志7名が旭酒造本社を訪れ、ミニコンサートを開催してくださいました。
仕事を終えた旭酒造社員のほか、地域の小学生や近隣の方々も足を運ばれ、間近での演奏を楽しみました。
小さい編成ならではのおしゃれで軽やかな楽曲は、一日の疲れを癒してくれました。
音楽も、お酒も、生活に必ずしも必要ではないものですが、目の前の人を笑顔にし、日常に感動を与えることができるという点では似ているのかもしれません。
これからも皆さんに驚き、楽しんでもらえるよう、挑戦を続けていきます。