前回 、パリ獺祭の会が行われたのが、2019年10月。それからコロナ禍を挟んで約4年ぶりのパリ獺祭の会の開催となりました。6月の夏至間近、夜10時になってもまだ暗くならない、パリの夏らしい日となりました。
今回の開催目的は、「さらにその先へ行く」獺祭の姿勢をお伝えする場として、フランス・パリの皆様と今後も一緒に挑戦しながら歩んで行きたい旨をアピールしつつ、フランスの獺祭ファンの皆様との絆をより強くできたらという思いで開催しました。
会場はパリ中心、サンジェルマン・デ・プレ界隈にある、日本食レストラン、Junにて立食形式のパーティで当初予定の80人を上回る獺祭ファンの皆様がご来場くださいました。19時の開場前にすでに店の前に列ができ、開場とともに会長の桜井がお一人お一人をお迎えさせていただき、獺祭 磨き二割三分が注がれたウエルカムドリンクが振る舞われました。久しぶりの再会を喜ぶ場面も見られました。
ほぼ全員が集まったところで、桜井より皆様にご挨拶、乾杯、その後、Junの長谷川シェフが腕をふるった魚を中心とするお食事が次々と出てくる中、ウエルカムドリンクに続いて、DEX23、その先へ、美酔が順番にサービスされました。長谷川シェフは獺祭のお酒、酒粕を使った料理も考案くださり、獺祭の相性がぴったりとくるものばかりでした。
最後には、パリ屈指のチーズ専門店である、キャトルオム(Quatrehomme)のマルチール店店長が当日提供する銘柄に合うチーズとして厳選くださった3種類のチーズを提供。和食だけでなく、チーズにも獺祭が合うことを皆さんに伝えさせていただきました。
立食パーティであることから、知らないお客様同士で、獺祭のグラスを手に持ち、お酒の味のうんちくを語り合う場面もあちこちに見受けられました。南フランスからわざわざ今回のために来てくださった獺祭ファンの方もおり、コアな獺祭ファンの方が、まだ獺祭をよく知らない方にみっちりと説明をするシーンもあり、また会場内のあちこちにおいたブランドブックを読みいる方、など皆様それぞれが獺祭ファンとなってくださった感がありました。
最後にはおかわりができるように、全銘柄を開放しました。その中でおかわりリクエストでの人気は「その先へ」と「DEX23」でした。
開催中、最初から最後まで和気あいあいとした雰囲気の中での楽しい会でした。日の長いパリでの宴も名残惜しい中に終わり、獺祭ファンとなった皆様が、次回も必ず来ますとおっしゃってくださいました。また来年お会いしましょう!