先月 5 月20日から25日にかけて「第 10 回世界水フォーラム」がインドネシアのバリ島で開催されました。このフォーラムでは、世界中の政府機関や国際機関、企業、NPO団体など、水にかかわる人々が一堂に集い、人類が直面する水と衛生についての様々な課題について議論を行います。

美味しい日本酒に欠かせない水を使う酒蔵として、皆様にお買い上げいただいた売り上げの一部を、特定非営利活動法人日本水フォーラム及び京都世界水大賞2024に協賛いたしました。

 

社長の桜井一宏は、24日に開催された世界水大賞授賞式の中で「水や資源、衛生的な環境は持っていると周りに潤沢にあると誤解しがちですが、そうではない場所がある事、水や衛生的な環境が不足する事、環境を守る文化や習慣がないことで苦しんでいる人たちが居ること、そして今回受賞したYouth Sustainability Concernの皆様はじめ、現状を変えるため、より良くするために努力している人たちが居ることを皆が理解しなくてはなりません。私たち酒蔵は社会と共にある存在だと思っています。美味しい酒造りを通じた社会参画のその先に、Youth Sustainability Concernの皆様が取り組んでおられるような挑戦を支えることにも繋がっていく事を願っています」とコメントしました。

未来を作る子供たちを応援するため、協賛費の一部はユース水フォーラムの日本代表に選ばれた北海道富川高等学校および福岡工業大学附属城東高等学校の生徒たちのバリへの渡航滞在費にも充てさせていただいております。

このような形で社会に対し恩返しさせていただける事を、皆様に心から感謝し御礼申し上げます。