新生獺祭 純米大吟醸 磨き二割三分
お酒は古来より百薬の長と言われてきました。
複雑なお酒の発酵の過程は、人間に有益な様々な物質を作り出します。ところが、そんなせっかく有益な物質も、残念ながら発酵過程で消失してしまい、製品には残らない物もあります。
獺祭の発酵過程から発見された「獺祭エクソソーム」もそうした物質のひとつです。
新生シリーズは「獺祭エクソソーム」に着目した商品です。
こんな時代だからこそ、貴方と貴方の大事な方に。
新生についてより詳しくは、蔵元日記Vol.504から
この度、旭酒造が2020年より販売を開始している「新生獺祭 純米大吟醸 磨き二割三分」の箱を新たなデザインにリニューアルいたします。デザインは、生前、山本寛斎氏とのコラボレーションで採用したデザインをベースに山本寛斎事務所が行いました。
デザイン変更の背景
日本人がようやく世界へ羽ばたき始めた時代、その先駆けとして道を開いた山本寛斎さん。「日本人として、世界で輝きたい。日本人のアイデンティティで勝負したい」という強い想いから、71年に日本人として初めてロンドンでファッション・ショーを開催。日本の美学が世界でも通用することを証明し、この国に大きな勇気と誇りを与えてくれました。近年では、日本中を元気づけようと、「日本元気プロジェクト」の活動に力を注がれました。当社は寛斎さんの想いに賛同し、これまでも同プロジェクトとのコラボレーションを行ってきました。山本寛斎さんへの尊敬と偉業を忘れないという思いを込め、この箱のデザインを一新することにしました。
お酒が古来から持つ「人を元気にする力」に着目する新生獺祭だからこそ、生涯応援団長として人々にエールを送り続けた寛斎さんの想いを繋げていくこのデザインがふさわしいと考えています。
山本寛斎事務所 高谷代表メッセージ
僕も含めて、皆さまが「新生」という言葉から連想するのは、きっと、「新しく生まれる」「生まれ変わる」「新たな人生を歩み出す」…、そんなイメージを思い巡らすことでしょう。
しかし、桜井一宏社長より『新生獺祭』についてお話を伺うと、単純にそういう意味だけではなかったのです。
おいしいお酒、楽しむお酒は勿論、そこに加えて“人を元氣にするお酒”というのが、この「新生」という言葉に重ねた大きな理由であることを知りました。
美味しさの追求のみならず、お酒は「百薬の長」と称されてきたように、古来からの発酵のチカラを再び獺祭に取り戻したいという思いでつくられたとのことでした。
あらためて、「人を元氣にする」ことに着目した旭酒造。
その教えは、先人の知恵や営み、伝統や文化の掘り下げにあるのだと感じています。
今を、未来を豊に生きていくための“原点回帰”。
これこそが、伝統と革新を続けてきた旭酒造が、「新生」という言葉に重ねた大切な思いなのかもしれません。
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山本寛斎事務所
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代表
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高谷健太
山田錦・精米歩合23%
7,700円(税込)